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特別警備隊 (海上保安庁) : ウィキペディア日本語版 | 特別警備隊 (海上保安庁)[とくべつけいびたい]
特別警備隊(とくべつけいびたい)は、海上保安庁における警備・治安維持部隊。海上における警備業務を主目的としており、日本の警察の機動隊に相当する〔最新 日本の対テロ特殊部隊,柿谷哲也,菊池雅之,三修社,2008年,P110〕。略称は「特警隊」〔。 == 概要 == 主に海上デモの規制や暴動対処、港湾や重要施設の警備を目的として創設された。各管区本部の警備実施等強化巡視船に配備されており〔、1隻につき2個小隊が編成されている。部隊としての出動・訓練時以外は、一般巡視船乗組員と同様に船舶運航・海難救助等に従事している〔目指せ! 海上保安官,海上保安レポート2011,海上保安庁 〕。 事件や事故の対処以外にも、警察の機動隊と同様に各種の警備任務を担任している。全国の海上や港湾において市民デモや祭礼等の催し物があれば随時出動し、交通規制やデモ規制を行い、事故や参加者の暴徒化に対する未然防止を行っている。ただし、海上保安庁は緊急車両を保有しておらず、陸地における活動にも法的な制約があるため、デモ規制には警察からの協力を要する場合がある。 なお、海上自衛隊にも同名の特別警備隊という部隊があるが、海上保安庁の特別警備隊とは任務は異なる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「特別警備隊 (海上保安庁)」の詳細全文を読む
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